JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】

過去


~過去~


少し酔った私達は、絡み合うように歩き出した。

「甘いもの食べるか?」

「うん。でももう少しこうしていたい」

指を絡ませ、公園の中の緑の中を歩く。

目を閉じると優しい壮志さんの笑顔が浮かび、目を開けるとほんのり赤い顔の壮志さんが微笑んでくれる。
なんて幸せなんだろう。


「俺さ、信じられないんだよ。女の子ってのが」

顔を上げると、森のような木々の向こうに見える夜空が広がっている。

壮志さんは、夜空を見上げながら、私の手をぎゅっと握った。

ずっと気になっていた壮志さんの過去。

< 201 / 331 >

この作品をシェア

pagetop