芸能&恋活動

初対面



ー土曜日ー



「お母さん!
あと一時間で事務所の人が来ちゃうよ。」



「分かってるわよ。」



と家の中はとてもお客さんを呼べるような状態
ではなかった。





あれから何度もお父さんを食べ説得したけ
ど、やっぱり無理だった。







何とか片付けることが家の中を出来た。


片付けるといっても物を押し入れに隠しただけ
できれいなのはリビングだけ。





そして、

「ピンポーン」

と音がした。




「お母さんが出てくるわ」

と言ってスキップしながら玄関に向かった。



そして、

社長さんと女のひとが一人とお母さんが
リビングに入ってきた。




イスにはお父さんとお母さんそして、私と社長
さんと女の人が座った。



お父さんが急に社長さんを見て

「あっ」


と大きな声を出した。


そして、

「村山?あの、村山?」



「もしかして、山本ももちゃんのお父さんって山本 暁だったの。」



私は、

「はい…あの、二人とも知り合いですか?」



お父さんが

「中学3年間同じクラスだったんだよ。」

と口を開いた。


そして二人は

「まさか、こんなふうに再会するとは、思わな
かった。」


と話し出した。



お父さんが
「まさか、村山が芸能事務所の社長になるなんて思わなかったよ。」

「僕も。まさかこんなカワイイ子供が、できてるなんて思わなかった。」


っと思い出話をずっとしていたので、





私は、


「ちょっと、本題に入ろうよ。」


「あっそうだなぁ。」

っとお父さんが言った。

そして、
「村山が社長だったら任せるわ。」


「ありがとう。ちゃんとももちゃんを売り出す
から。」



「よろしくなー」


「わかった。あと、ももちゃん、この女の人な
んだけどね、これからももちゃんのことをサ
ポートしてくれるマネージャーで…」



「亀田 夏海(かめだなつみ)と言います。

よろしくお願いします♪」



年齢は27歳だそうで、すごくフレンドリーだけ

ど、きちんと仕事は仕事と切り替えが出来る

ような人だった。


「よろしくお願いします♪」


と私は、笑顔で返事をした。
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