芸能&恋活動

アイドルとして

学校の関係で私がアイドルとして本格的に活動
するのは、高校生になってからということに
なった。

だから、今は、アイドルになるためのダンスや
歌を特訓する日々が続いている。


実質、特訓は、土日だけ。


あと、まだデビューは、してないから誰にも
言っていない。

知っているのは、ゆいと私の家族だけ。



「ゆい~めっちゃしんどいけど楽しい♪
そういえば、事務所の人が今度、ゆいも一緒に
来ないか?だって。」


「行くいくー。」



「事務所?何だよそれー。」


同じクラスの和真(かずま)が言ってきた。



「なんでもないわよ」

とゆいが言ったけど、絶対バレてる。


何とか収まったけどこれは、時間の問題だなぁ
と私とゆいは、確信した。







ー次の日ー


もう、すぐに噂は流れていた。


みんな、私を不審者を見るような目で見てきた


ホームルームで私は、耐えることができずに、





「みんな、聞いて!!」




と大声で言った。

みんなは、びっくりして私を見た。



そりゃそうだ。




私は、普段 人見知りでみんなの前で喋ろうとすると、いつも喋れない。



そんな私が、今、堂々と大きな声を出しだから。




「噂どおり、私は、村山事務所のオーディショ
ンを受けて、受かりました。
今、アイドルになるために特訓をしていす。

私、はじめて自分に自信がついて、夢を見つけました。

私の夢は、



みんなに愛されてたくさんの人を笑顔に出来るアイドルになることです!!!




だから、みんなも私の夢を応援してくだい!!」




一瞬静かになったがすぐに大きな拍手がおこり

「頑張って!!応援してる♪」

や、

「ももちゃんアイドルに向いてるよ。ファンに
なる♪」


と言ってくれた。


私は、嬉しくて涙が出た。
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