芸能&恋活動
休み時間になり、

「よぉ!!」と声をかけられた。


祐希は、小学校入学前に引っ越した。

私は、そのときは悲しかったけど、もう、今は忘れていた。


私と祐希は、前みたいに仲良くなった。


祐希は、かっこよくて、モテモテ。




ある日
いきなり祐希は、私の腕を引っ張って屋上に連れて行かれた。


「おい、アイドルやってるってほんとうか?」


「アイドルとしては、まだデビューしてないけど、アイドルになるために特訓してるよ。」


「やめとけ」


「えっ…なんで?」


「アイドルなんてやめとけ。」


私は、祐希なら分かってくれると思っていたからびっくりした。


それと同時に怒りも込み上げてきた。


「なんで……なんでそんなこと言うの?
祐希なんて だいっきらい!!」


私は、中庭まで走った。

なんで、なんでそんなこと言うの!?

私は、涙が出てきた。

涙、止まれって思っても止まらなかった。


< 16 / 112 >

この作品をシェア

pagetop