芸能&恋活動
あれから、もう祐希とは喋っていない。

あんなにキラキラしていた毎日が今では違った


アイドルのレッスンも勉強も…すべてが手につかない……


今日は事務所に来ていた。

もう、中学3年生の夏休み。

そう、進路のことで社長さんをはじめマネージャーと話をしていた。


「ももちゃん、元気ないね。どうしたの?」

マネージャーの夏海さんが
「最近、ずっとこんな感じなんです。」

「どうしたの?僕たちに出来ることがあったら何でもするから話してみて」


「はい…あの……幼馴染みに久しぶりに再会して、私がアイドルになりたいってことを言ったら、やめとけって言われて喧嘩になったんです。幼馴染みの子は分かってくれるって思ってたんですけど……」

「そんなんで悩んでるのか?」

「ひろとくんと、かいとくん!!」

「そんなの言いたいこと言ってちゃんと話合ったらいいだけじゃんか。」


「そっか…ひろとくん♪」


「そうだよ♪話し合わないと何もはじまらないよ」

「そうだよね。ありがとう二人とも」


私は、いそいで祐希の家に向かった。


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