芸能&恋活動
ーオーディション当日ー

私は、書類選考でまさかの通って最終先行まで残った。


ゆいは、途中までしか入れなくて他にオーディションに残った親たちと一緒。

「行ってくるね。」

「うん。落ち着いてね♪」

「ありがとう。」







「29番 山本 もも さん」


「はい」

私の名前が呼ばれた。


私は、ドアを

コンコン

と叩き


「失礼します」


と言って部屋の中に入った。


部屋には偉そうな人が3人いた。


一番若そうな人が
「そこに座ってくれる」


と言ったので指示に従った



「なぜ、アイドルになりたいと思ったの?」

その若そうな人が聞いてきた


「この前、好きだった先輩に振られました。
その先輩は、サッカーに専念したいからと私を
振りました。

そんな先輩を見て私も何か頑張りたいと思い
友達にすすめられて今日、オーディションに
来ました。」


「そっか。じゃあ、君の好きな曲を歌ってくれ
るかな」

「わかりました。」


私は、一番好きな憧れのアイドルの歌を歌った。


そしてオーディションは、終わりすぐにゆいの所に戻った。


「ゆい~めっちゃ緊張した。」

「そっか。あとは結果だけだね。」


結果は今日 発表される。

ゆいが

「応募は何人だっけ?」

「えっと、3000人で最終先行に残った人は30人だよ。」


「そんなにいるんだ。」

「うん。ここは、人気の事務所だから。」





「オーディションに参加されたかたは
今すぐ番号順に並んでください。」


「行ってくるね。」



「合格者を発表します。

合格されたかたは1名です。

合格は、






29番の方です。」






「えっ…うそ……」




ゆいが

「やったね♪おめでとう★」


と私に抱きついてきた。
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