俺だけのもんになれ
私は電車で学校に通っている
先輩も陽菜も方向は違うけど駅までいっつも一緒なの
駅までの帰り道もあの男の子のことで頭がいっぱいだった
すると駅に見覚えのある男の子が………
「あっ!先輩、陽菜、いるよ!あの男の子!」
「あ~ほんとだ~!」
陽菜も先輩もニヤニヤしながら私のことを見てる
「え?!なに…」
「アドレス聞いてきなさーいっ」
ドンっ
結構強く背中を押された私
そうだよね
絶対これってチャンスだよね
聞かなきゃ!
「あのっ!!!!! 」