シンデレラガール
「あたしは、大丈夫だから」

「無理だけはしないでよ?これから、もっといっぱい仕事が入るわ」

「うん。それが話題作りだろうが、なんだろうが、絶対モノにして見せる」


そんな話をしていたら、次の仕事のスタジオに着く。

そして、あたしは仕事をこなした。


「青木さん。日本を出て、アメリカでお仕事をされていたんですか」

「はい。とても、良い勉強になりました」


雑誌の撮影が終わり、今はインタビューを受けて居る。

この人も、こんなくだらないことが聞きたいわけじゃないんだろうな。

でも、さっき、、、

この人が東条恭太とのことを口にした時。


「うちの青木から、その件に関してお話することは何もありません。もしその件のお話なら、今回のインタビューはお断りさせて頂きます」


そう、ヒロちゃんが一線を引いてくれた。

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