甘い甘い体

目を真っ赤にして涙を流す結衣。


え・・・・?


焦って俺は結衣のそばでしゃがむ。



「なっ、なんでもないっ、目にゴミ入ってんっ・・」


そう言って誤魔化そうとしてる結衣。



そんなことより・・・・



結衣のひざの上にはかわいくラッピングされてる包み。


これ・・・・プレゼント?


俺、いらないって言ったのに。



結衣の返事も聞かず、その包装を開ける。



そこには銀のジッポ。



あ・・・・だからさっき・・・



目を丸くして結衣を見るとまたポロポロ涙を流しだした



「ごめんっ、かぶった。なんか違うもん探してくる!だから・・」



そう言って俺の手からプレゼントを取ろうとする。



何言ってんの?これ俺のでしょ?



いっぱい涙を流して



「だって!かっこよくないし!安モンやし!」



んなことかんけーねーし。


俺、今めちゃくちゃ嬉しいんですけど?



「いっつも一緒に居たいから・・・ジッポやったら・・・いつも一緒に居れるから・・・・・だからっタバコ吸う時にいつも結衣の事思ってくれるかなって・・・」




やばい・・・・



今のめちゃくちゃ嬉しい



タバコ吸う時じゃなくても、俺はずっと結衣のこと思ってるよ?



それってウザイかなって正直不安だったんだ。



俺の生活全部結衣が中心で。



男としてどうよ?


って悩んでたりもするんだ。



些細なことに嫉妬して。


会えない時は結衣の事ばっか考えてて。




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