HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「来桃さんは料理作らないんですか?」
「普段は私が作っていますよ。でも、パーティの時だけはいつもお願いししているの。パーティの時は、芳也さんが料理係で私が接待係です。だから、沢山食べて、優奈さん」
『遠慮なく、いただきます』と言いたいけど、ここ2,3日…気分が悪くて食欲不振が続いていた。
「来桃、俺が持ってきたワイン…出して」
「はーい」
「グラスも忘れずに」
尚也さんは、ソファに座って旦那様の料理を食べようと割箸を割った来桃さんに早口で言った。
来桃さんは嫌そうな顔をせずに素直にソファを立ち上がる。
私なら、絶対に自分で出せと言いそうだ。
「尚也さんは将来、亭主関白になりそうですね」
「なりそうじゃなく、なるつもりだけど。なぁ、里桜」
里桜さんは苦笑いして誤魔化した。
「優奈さんとは結婚しなくて良かった。俺、気の強い女は嫌いなんだ」
「私も尚也さんのような男性は耐えれないと思います」
「せいぜい、吉良さんに捨てられないようにしなよ」
「言われなくても、わかっています」
「普段は私が作っていますよ。でも、パーティの時だけはいつもお願いししているの。パーティの時は、芳也さんが料理係で私が接待係です。だから、沢山食べて、優奈さん」
『遠慮なく、いただきます』と言いたいけど、ここ2,3日…気分が悪くて食欲不振が続いていた。
「来桃、俺が持ってきたワイン…出して」
「はーい」
「グラスも忘れずに」
尚也さんは、ソファに座って旦那様の料理を食べようと割箸を割った来桃さんに早口で言った。
来桃さんは嫌そうな顔をせずに素直にソファを立ち上がる。
私なら、絶対に自分で出せと言いそうだ。
「尚也さんは将来、亭主関白になりそうですね」
「なりそうじゃなく、なるつもりだけど。なぁ、里桜」
里桜さんは苦笑いして誤魔化した。
「優奈さんとは結婚しなくて良かった。俺、気の強い女は嫌いなんだ」
「私も尚也さんのような男性は耐えれないと思います」
「せいぜい、吉良さんに捨てられないようにしなよ」
「言われなくても、わかっています」