HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
私は恭介と一緒に東亜の産婦人科を受診した。



女医の先生が私を診察。

――――私は本当に恭介か柾史の子供を身ごもっていた。




超音波診断装置で確認した赤ちゃんはまだ小さな豆粒。



恭介は私と一緒にモニターに映る小さな豆粒を見つめる。



瞳に奥に宿る優しい煌めき。



恭介は自分の子供だと信じて疑わなかった。私よりも先に父親の自覚に目覚めていた。




私はこの子が柾史の子ではなく、恭介の子であればいいと思った。






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