HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「近江部長…貴方は亜矢子に俺とのコトを…責めたのか?」
「別に…責めてなんかいない。その逆だ。離婚届の紙を渡した…」
「近江…部長!?」
「子供の為にも生崎課長…貴方が亜矢子のそばに居るべきだ」
俺は生崎課長の隣に腰を下ろした。
「亜矢子の愛してるのは貴方だ」
「でも、俺は亜矢子を愛していない…。俺と亜矢子の結婚は唯の過ちだ。会社には辞表を提出するし、二人の前からは姿を消す」
「何が過ちだ…。でも、俺もバツ一だし、人のコトは言えないが・・・亜矢子とお腹の中の子供は俺の家族だ…近江部長がそう言う…キモチならもう遠慮はしない」
「最初から遠慮なんてしてなかったクセに…俺に興味を抱く女を手引きした男…何が何でも…俺と亜矢子を別れさせたかっただろ?」
「そうだ。どんな手を使ってでも…離婚させたかった。俺は亜矢子に付き添う。貴方は帰ってくれ」
「別に…責めてなんかいない。その逆だ。離婚届の紙を渡した…」
「近江…部長!?」
「子供の為にも生崎課長…貴方が亜矢子のそばに居るべきだ」
俺は生崎課長の隣に腰を下ろした。
「亜矢子の愛してるのは貴方だ」
「でも、俺は亜矢子を愛していない…。俺と亜矢子の結婚は唯の過ちだ。会社には辞表を提出するし、二人の前からは姿を消す」
「何が過ちだ…。でも、俺もバツ一だし、人のコトは言えないが・・・亜矢子とお腹の中の子供は俺の家族だ…近江部長がそう言う…キモチならもう遠慮はしない」
「最初から遠慮なんてしてなかったクセに…俺に興味を抱く女を手引きした男…何が何でも…俺と亜矢子を別れさせたかっただろ?」
「そうだ。どんな手を使ってでも…離婚させたかった。俺は亜矢子に付き添う。貴方は帰ってくれ」