HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「自分を追い詰めない方がいいよ」
「でも…」
私は身体を起こして恭介を見つめる。
「俺に罪の意識を感じなくてもいい…俺自身もまだ…芽衣子のコトを忘れきれていないと気づいたから…」
「恭介?」
恭介は私の頬を伝った乾いた涙の筋に唇を寄せた。
「ほっぺ…少し、しょっぱい…やっぱり、優奈泣いていたんだな」
「恭介…私…」
「夕飯出来たよ。食べよう…優奈」
「でも…」
私は身体を起こして恭介を見つめる。
「俺に罪の意識を感じなくてもいい…俺自身もまだ…芽衣子のコトを忘れきれていないと気づいたから…」
「恭介?」
恭介は私の頬を伝った乾いた涙の筋に唇を寄せた。
「ほっぺ…少し、しょっぱい…やっぱり、優奈泣いていたんだな」
「恭介…私…」
「夕飯出来たよ。食べよう…優奈」