図書館のカガミ
リンゴをくれたおばさんに意表をつかれたのに幸いにも胸につっかえていたモヤモヤは何時の間にか消え去った。
「リンゴ‥。
美味しそう‥‥。」
―――そうだ‥‥!!
ここで挫けるわけにはいかない‥。
だってやっと‥子供の頃から憧れていた図書館での仕事につけたんだものっ‥‥!!
もらったリンゴに誓いをたててひとまず片手で支えロッカールームから昼食を持って離れて階段を一歩噛み締める。
――まだこれからなんだから‥。
一歩一歩前進する足を踏みしめて前へと進みやがて先程の休憩室へと戻ってきた。