図書館のカガミ
淡々と怒賀さんは声を潜めてブックトラックの書棚の上をまるで魔法のように番号順に片付けてしまったのをみてなんだかわたしも嬉しくなって2段目を必死で揃えようとしたらいきなり目の前から一気に数冊の本が消えた。
「並べるのに時間かかってたら意味ないから…とにかくついてきて!!」
上段の上にあった綺麗に並べられていた本はあっというまに怒賀さんの腕の中に数冊まとまって収められていた。
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