図書館のカガミ


「―――彼女と掃除のおばちゃんとの関係はすごい身近なだけに…自分の事で思い違いをさせていること…そしてその行き場のない想いを香神さんにぶつけてる事をすごく心苦しく思って今も泣いてるみたい。」



途方に暮れながら見えない女子さんの気持ちを切々と語る社さんの様子に胸がうたれた。



それと…同時に香神さんを追い込みたくない傷つけたくない気持ちを見えない女子さんが持っている事も感じますます香神さんとの親密さが気になりはじめた。
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