図書館のカガミ
「………もしかして私の事もあなた知ってるの??」
胸の高鳴りに気づき見えない女子さんにむかって声をあげた。
相変わらず私の目には残念ながら姿は見えなかったけど…何かがそこで微笑んでいるようなそんな暖かい空気を感じた。
「知ってる…って……!!
香神さんの心も掃除のおばちゃんの気持ちも変えられるのは君だけって彼女は伝えて消えたよ。
「―――消えた??」
「消えたってどーゆうことだよっ……。」
社さんの話を聞いていたイケメン男性二人が聞いた。
「……微笑んで消えたって事は私に託した………ってこと???」