俺様陰陽師



 特別教室はあたしのクラスとそう変わらない大きさだった。


 教室内に置かれているのは白い長机で、六人が囲うように座れるようになっている。


 科学実験室みたいだと思いながら見渡せば、窓際の後ろに何人か固まって座っている。


 四人の女子にふたりの男子だ。


 なにやら楽しげに会話していたらしい彼らは、あたしたちが同好会を見学に来たことに気づき、全員がこちらを見ていた。


 ひたと見据えられる十個の瞳に、うっとやや気おされたものの、あたしはその中に唯一こちらを見ていない、予想もしていなかった存在を認めてぱかりと口を開けた。


 どうしてこんなところにいる、もっさりメガネ!


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