俺様陰陽師
「ふふ、ユズナ好みだったらいいね。見た目がいいから一目惚れしたりして」
「えー、ないない。売名行為のエセ陰陽師なんて」
「ありゃ、ひどい言われようだわ。全国の中高生女子を敵に回すよ」
「ええっ? そんなに人気あるの?」
「あるある。テレビに引っ張りだこだもん」
「うえぇ」
あたしの困惑にも華波は笑っている。
「とにかく一度見てみなよ。今日もバラエティ番組に出てたと思うから。ファンクラブメンバーとしての義務よ」