男友達と彼氏は別でしょ!?
ダッダッダッダッ

ものすごい勢いで走ってくる足音。
なに?近所のおばさんが走ってきた?
絆創膏もってないか聞いてみよ...。

顔をあげるとそこにはおばさんじゃなくて、星也がいた。

「の、乃愛...っ!ハァっ大、丈夫...っ!?ハァハァ」

息切れをしながら、あたしに手を差しのべる。

「星也ぁ~、ごめぇぇぇん!!」

痛さなんてふっとんだ。
星也への申し訳なさでいっぱいだ。
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