男友達と彼氏は別でしょ!?
ブォォォォォオンンン

壮大な音を立て、スピード違反じゃないのってくらいの早さでバイクが風をきる。

すると大河のバイト先のコンビニに止まった。
なんで知ってるんだろう?

「さすがにもういないか...乃愛、大河ん家知ってる?」

そう言えば...一度だけ忘れ物届けにいった気がする。

「そこ左に曲がってまっすぐいったとこのマンション...」

「ありがとう。しっかり掴まって。」

頷き、星也の腰に手を回す。
そういえば、大河と二人乗りしたときもこんなことしたっけ...。
ぎこちなかったけど、すごく幸せだったな...。





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