第2弾しましまパンツマン
「へぇ~、喫茶店では頼りない仲居だなと思ったけど、存外ちゃんとしてるんだな」

「……よく言われます」

「だいたい、喫茶店で寛いでる仲居に案内されるなんて、思わなかったし」

「休憩時間だったんです」

「申し訳なかったね」

「いえ、いい演奏聴かせてもらえましたから」

「チャラだな」

「……イチノさん!? もしかして街頭演奏……聴いてたりします?」

「あっ、実は……リサーチしてます」

「……やっぱり」

「えっ、周桜のファン!?」

「(o^o^o)は……そんなところです」

「ふーん」

女将コルキは、見晴らしの良い静かな離れの部屋をあてがったようだ。
恐らく、理久の注文だろうとイチノは思う。

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