大好きな君に
心愛×光太郎
『おい、紅茶買ってこい。』

『え…?』

『逆らうのか?』

この会話を聞くと彼氏が彼女に言っているように思えるが、実は僕達の場合逆。


僕の彼女は、ドS。
女王様なのだ。


『肩揉みは…『したまんまに決まってんだろ?』

……買いにいけないよぉ~(泣)


『うーそ!!そんな顔しないの!!買ってきて!!』


ねっ?と言って可愛い顔をする。
僕は…それに弱い。


――数分後

『ねー、心愛(ココア)~』

『ん~?』

雑誌を見ながら返事をする。

『…光太郎くん可哀想…』

そう言ったのは、親友の百合。

『私なりにちゃんと大事にしてるよ?』


『ま、痛い目みないようにね。
光太郎くん、人気あるから。』


そういって彼氏の、
涼くんの元へと去っていった。


私たちは、付き合って2年。
今、高校1年。

なんで付き合うことになったか…。


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