Lonelyworld
…カーテンの間から溢れる光で
目が覚めた
さっきと違い、質の良い眠りだったのか
気分も良い
…欠伸をしながらふと時計を見た。
「…?!!」
目を疑う。
…見間違い…だ…よな?
目を擦り、もう一度時計を見た。
「っ…嘘だろ?!」
何度見ても時計の針は、午前10時過ぎ指している。
「ふざけんな…俺、アラームセットしてて……あ?!」
アラームをセットしたつもりの携帯は
いつの間にか電池切れ
何故さっき気づかなかったのか…
今頃後悔しても遅かった。
遅刻決定だ…
今から学校に向かっても
着くのは2時間目が終わった頃だろう。
4月下旬、小学校入学からここまで
遅刻、欠席を一度もしなかった俺。
その10年間の俺の無遅刻無欠席生活は
たった今、幕を閉じた。
小1の頃からずっと、遅刻と欠席はしてなくて、風邪を引こうが、寝坊しようが、なんとか意地で乗り切ってきたが …
けど10時となればいくら頑張っても遅刻は決定している。
「最悪…」
電池切れの携帯を睨んで舌打ちをした。
…ここから俺の"いつも通り"は崩れていく。