王子様少女とお姫様少年


おせーな…


「わりぃ。遅れ…た。」


そう言って、南雲はウチを見て固まっている。


「何、どうした?似合ってねーかな?」


「いや、その、似合ってる?」


なんだよ!


そのハテナマーク!!


由流季が選んでくれた服は、水色のユルニットにパステルピンクのショートパンツ。


あんまり、女の子の格好は慣れていなくて恥ずかった…


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