王子様少女とお姫様少年


夏憐はすぐ泣きやんで


少しふてくされていた。


「え…なんで?ふてくされてんの?」


「今度は、僕が優ちゃんを守るんだ!」


は?

守るってムリだろ…


「ムリだって思ってんでしょ?僕さ、空手四段、合気道全国優勝してるんだよ?しかも陰から守ってたし」


は…?

「はぁぁぁぁぁぁぁあ!!?」


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