告白 1&2‐synchronize love‐
バイトが終わって店を出ると、しっかり防寒した恭一が待っていた。
複雑な顔をしたヒカルが帰り、2人きり。
鼻の頭を赤くした恭一に、あたしはホットの缶コーヒーを渡す。
「中で待ってればいいのに」
「うーん。次からはそうしよっかなァ。てか美緒ちゃん、もう生足はダメだよー」
「…どこ見てんのよ」
でも確かに、原チャに乗るのに生足はもうキツい。
スカートの下にジャージはくのはぜったいイヤだし。
ストッキングもイヤだけど、と考えていたら、恭一の携帯が鳴った。
「あい、モシモシ?」
恭一が出た途端、がなり声が響いてきた。
思わず恭一が耳をふさぐくらいの声だった。
「あー! うるせーバカっ! かけてくんなって言ったろー」
…ハルカさん、かな。
ってゆーか恭一の知り合いなんて、ハルカさんしか知らないんだけど。