告白 1&2‐synchronize love‐
別れ際にあんなコトを言ってしまったし、おまけに蹴りまで入れてしまったしで、恭一はさすがに今日は待っていないだろう。
そう思って外に出たら、いつもの場所にいつも通り原チャが停まっていた。
「…おつかれサマ」
いつもより、ちょっとテンション低めの笑顔。
そんな顔でも、この寒い中待っていてくれるんだね。
「…中で待つって、言ってたじゃん。バカでも風邪はひくんだよ」
「ははっ。心配ありがと。でも俺もう十年くらい風邪ひいてないんだよねぇ」
どうやらあたしは間違っていたらしい。
バカはやっぱり風邪ひかないんだ。
恭一は鼻の頭を赤くしながらあたしを見つめる。
「あのさァ…。さっきの、どういう意味?」
「さっきのって?」
「あんたはあんたのやるべきコトを…ってヤツ」
「ああ…」
あたしは恭一にならって、駐車場の縁石に腰を下ろした。
冷えた夜の空気の上で、星が静かにまたたいている。