告白 1&2‐synchronize love‐
「下で言われたんだ。彼女を大切にしなさいって」
あたしは苦笑した。
もう充分大切にしてもらってる。
これ以上大切にされたら、あたしはどんどん三上くんに甘えてしまって、ダメになってしまう気がする。
だから、これ以上あたしを大切にしないで。
そのぶんあたしが、三上くんを大切にするから。
「三上くんのどの辺が好きとか、そういう話」
「へえ。興味あるな」
「だめ、秘密」
「なら馨さんに訊いておくよ」
「残念でした。馨さんにも秘密って約束したもん」
あたしがイタズラっぽく笑うと、三上くんは目を細めた。
今日はバイクで来てるから、眼鏡をしていない。
彼の綺麗な顔がよく見える。