告白 1&2‐synchronize love‐
可愛いとかそんな、面と向かってさらりと言わないよ普通。
ちょっとだけドキドキしながら、もらったカフェオレを飲むと、
「うなじが美味そう」
「ゲホッ!! なに…ゲホッゲホッ」
びっくりして、カフェオレを吹き出しかけた。
いきなり何言ってるのこの人!?
唖然と爽やかな笑顔の先輩を見上げる。
「いや、思ったコト言っただけなんだけど。後れ毛とかヤバいなーって」
「ちょ…っ」
「なんか触りたくなるよなー」
あたしは素早くベンチの端っこに移動した。
勢いをつけすぎて落ちそうになったあたしに、コータ先輩は一瞬の間の後吹き出した。
「はははっ! 冗談だって、冗談! 美緒はマジメっつーか、純情なんだなー」
喉の奥で笑う先輩に、あたしはカッと顔を赤らめた。
またやられた!
この顔の迫力で騙されてしまうんだ。
悔しくて、あたしはすごい音を立ててカフェオレを飲み干した。