○○彼氏
「…何?どうした?泣きそうな顔してるよ?」



「っ…あの、ね……っ」



私はさっきあった事をすべて話した。



「……そっかぁ」



歩きながら話していたから今はもうデパートの中。



「ん〜…まぁ、東雲君は悪くないよね」



「そーなんだけどね…!分かってるんだけどね!…でも、その…キス……されちゃった訳だし…」



うじうじしている私を見た彩美はイライラした表情を見せた。
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