○○彼氏
「まぁ、彼氏出来たらちゃんと言えよ」



「出来ないと思うけどね……」



「じゃあな!」



手を振ってお兄ちゃんは去って行った。



──



「お、お待たせ阿久津君!」



昼放課になり、いつものように階段へ行くと、阿久津君が待っていた。



「おい」
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