○○彼氏
「奏多?」



な、何でそんな声低くなるんですか…



「わたしの幼馴染ですよ。家も隣ですし」



「ふぅん」



そう言うとパタンとアルバムを閉じて結城さんは座り直した。



「あ、あの…」



「何」



「な、何か怒ってますか?」
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