22歳の僕
「え、マジか?助かるわ」反応は意外だった。職場での印象は悪いはずだと思ったし、第一僕の支援なんて受けるはずがないと思ったからだ。二人で作業したこともあり、ダンボールはすぐに片付ける事ができた。片付けも終わり、そそくさと「それじゃ、これで。お疲れ様でした。」と職場を後にした。「ありがとう。助かったよ」「とんでもないですよ」
どうせ辞めるんだし、どう思われてもいいや。僕はそう思った。
さ、明日こそ退職届出さなきゃ。僕はそう思い家に帰った。
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