俺様不器用男子の甘い愛情



唇が離れた瞬間に、二人でふわっと笑い合う。


大好きな人とのキスは、こんなにも幸せで嬉しいもの。



「なぁ、この先進んじゃう?」

「進みません」

「進んじゃおっか」

「進みませんってば!」

「消毒!!」


消毒の一言を言い訳に、制服を脱がしていく隼世くん。


でも………今日はもういいです。


全部忘れたいので、隼世くんに全て委ねようと思います。


ぎゅっと目を瞑った。



「茉璃………もう絶対離れんのダメ。禁止」

「絶対です。……隼世くんじゃないと居心地悪いですもん」

「かわいい。有阪に渡してたまるか!」

「大丈夫ですよ。あたしはもう隼世くんのです」


触れられる指が好きで、好きで仕方なくて。


隼世くんに抱きつけば、もっと倍に抱きしめてくれる。


好き。


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