俺様不器用男子の甘い愛情
雨でびしょ濡れになったあたしを助けてくれた、あの日以来の隼世くんち。
強引に引っ張られて向かったのは、隼世くんの部屋のベッド。
あ………押し倒された……。
押し倒された!?
「うんと……隼世くん?ど、どうしました?」
「つーか……まず最初に聞くけど、もっかい俺と付き合う気ある?」
「隼世くんが……あたしと付き合ってくれるなら…」
もう一度やり直したいです……。
「当たり前じゃん。俺まだお前のこと大好きだからさ」
「………ありがとう」
珍しい照れた顔。
あたしの髪をゆっくりと撫でて、制服のリボンに手をかけた。
な、なんで……脱がされるの!?
「ヤダ……何するの?恐い……」
「アイツに触られたとこ言ってみ?」
「へっ……?」
「消毒するに決まってんじゃん」
いきなり触れた唇。
久しぶりのキスは、少し前の嫌な思い出を全て忘れさせてくれた。
まるで魔法のキス。