来い恋
「い・・いや・・やめて・・」
「嫌だ。・・・あーもっとこのいやらしい姿見たいけど。
 全部脱がせたくなった。」
え?今何言った?全部脱がすって?えええええ?
驚いていると急に体がふわっと浮いて
私はお姫様だっこをされていた。
「ベッドに行こう」
ここからベッドまでの距離なんてあるいて3歩くらいなのに
どうしてここでお姫様だっこできるのかなー
どっちにしろこの人がやると何もかもがかっこいいから
余計憎らしくなる。
ベッドに下された途端、亮輔さんは自分の下着を脱ぎ捨て
私のブラもはぎ取った。
そして私のショーツ・・・いや、紐パンの紐をほどく。
亮輔さんとのエッチはあの旅行以来何度経験したが
何度やっても恥ずかしいものは恥ずかしい。
亮輔さんに触られると快感で身体がぶるっと震える。
声を抑えれば声を出せと言われる。

この声も未だに恥ずかしい。勝手に色っぽい声が出ちゃうから
自分で抑えようにも抑えることができない。
亮輔さんは私が感じるところをよく知っている
知り尽くしてると言った方がいいのかもしれない。
されるがままの私を彼はどう思っているのだろう。
本当は私も彼を喜ばせたい。
だけど未熟でどうしたらいいのかもわからない。
だから今は亮輔さんへの思いが触れられた肌から感じ取ってほしい。
この声も身体も亮輔さんに触れられて喜んでいる事を・・・・
私は亮輔さんの身体にしがみつくた。
「りょ・・りょうすけさん・・・」
「なに?芽衣・・・」
「大好きです・・・・大好き・・・」
愛してるって言葉が恥ずかしくって自然に出るのはもうちょっと時間がかかるけど
私の思い伝わったかな。

この日の夜、亮輔さんの宣言通り寝不足になるほど私は
彼に愛された。
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