来い恋
買ってきてくれたご飯はすべて食べきった。
亮輔さんは胸ポケットから煙草をちらりと見せ、
声を出さずに吸っていい?と聞いたので黙ってうなずいた。
煙草に火をつけ片手には携帯灰皿を持ち、大きな煙を吐いた
「社内恋愛禁止じゃないのは知ってる。でも芽依は知られたくないよね。俺たちの事」
「・・・はい」
「俺は公にしてもいいと思ってるけど・・・芽依は嫌なんだよね。」
今、凄い事いいましたね。
公にしてもと・・そんなことしたら私は銃殺刑ものです。
「・・・無理ですよ・・・いろいろと大変なんですよ。
特に私の場合、亮輔さんと同じ部署でしかも他の女性社員よりも近い位置にいるから
今までだっていろんな事頼まれて・・」
「例えば?」
例えば?いろいろあるが全部はとても言えない・・・
「・・・メーカーさんや綺麗な女の人と楽しそうに話をしてたりすると、
彼女なのか調べてほしいとかに始まり、好きな食べ物やお気に入りのブランドは何かとか・・
出張があればいつ、どこに行くのか、帰ってくるはいつだとか・・・」
仕事の途中で呼びだされてはあれこれ聞かれ、
亮輔さんに直接聞く訳にもいかないからそれとなく調べたりして・・・
個人情報もあったもんじゃない。
亮輔さんはハッと何かお思い出したように私をみて笑った。
「そっかー。だから毎年バレンタインとか誕生日にはずれがなかったんだな。
ってことは芽依は俺の事ちゃんとわかってるんだな。」
なんか喜んでません?
「とにかくばれたりしたら大変なんです。当分は内緒ってことでお願いできませんか?」
神頼みかの様に手を合わせてお願いした。
亮輔さんは煙草を携帯灰皿にいれるとそれをポケットにしまいこみ立ち上がった。
そして座ってる私に立ってといって手を差し伸べてきた
私はよくわからず差し出された手に自分の手をのせ立ち上がった。
亮輔さんは繋いだその手を一度離すとまた手を繋ごうとした。
今度は指と指を絡ませる・・・・恋人繋ぎ
亮輔さんは胸ポケットから煙草をちらりと見せ、
声を出さずに吸っていい?と聞いたので黙ってうなずいた。
煙草に火をつけ片手には携帯灰皿を持ち、大きな煙を吐いた
「社内恋愛禁止じゃないのは知ってる。でも芽依は知られたくないよね。俺たちの事」
「・・・はい」
「俺は公にしてもいいと思ってるけど・・・芽依は嫌なんだよね。」
今、凄い事いいましたね。
公にしてもと・・そんなことしたら私は銃殺刑ものです。
「・・・無理ですよ・・・いろいろと大変なんですよ。
特に私の場合、亮輔さんと同じ部署でしかも他の女性社員よりも近い位置にいるから
今までだっていろんな事頼まれて・・」
「例えば?」
例えば?いろいろあるが全部はとても言えない・・・
「・・・メーカーさんや綺麗な女の人と楽しそうに話をしてたりすると、
彼女なのか調べてほしいとかに始まり、好きな食べ物やお気に入りのブランドは何かとか・・
出張があればいつ、どこに行くのか、帰ってくるはいつだとか・・・」
仕事の途中で呼びだされてはあれこれ聞かれ、
亮輔さんに直接聞く訳にもいかないからそれとなく調べたりして・・・
個人情報もあったもんじゃない。
亮輔さんはハッと何かお思い出したように私をみて笑った。
「そっかー。だから毎年バレンタインとか誕生日にはずれがなかったんだな。
ってことは芽依は俺の事ちゃんとわかってるんだな。」
なんか喜んでません?
「とにかくばれたりしたら大変なんです。当分は内緒ってことでお願いできませんか?」
神頼みかの様に手を合わせてお願いした。
亮輔さんは煙草を携帯灰皿にいれるとそれをポケットにしまいこみ立ち上がった。
そして座ってる私に立ってといって手を差し伸べてきた
私はよくわからず差し出された手に自分の手をのせ立ち上がった。
亮輔さんは繋いだその手を一度離すとまた手を繋ごうとした。
今度は指と指を絡ませる・・・・恋人繋ぎ