わずかな『恋』
お昼になった.

渡してもらう男子のほうに行く.

男子がいたのは,1階.会場.

長橋 涼太(仮名).

頭がめっちゃいい.

それなのに,クラス1の変態.

私「これ,お願い.」

と言って,ゆっくり涼太に渡す.

涼太「りょーかい!!」

(...ちょ,ちょっと待って...)

私は,呼び止める.

それなのに,涼太は階段を駆け上る.

数秒後に,涼太が2階にいるのが見えた.

______あ,

もう渡してる...

____

友達も見てる...けど,いいや....

__

私は,成功を願うばかり.
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