*総PV2億突破御礼*完
斉藤さんなんて、カウンターから身を乗り出して凝視している。


知り合いなの? だから、最初顔を隠したのかな?


どうやら、彼女がこのカフェに来ることを高瀬さんは嫌がっているみたい。


なんで?


知り合いにバイト中の姿を見られるのは恥ずかしいから?




「今日は時間があるんですう~」


「だったら、さっさと家帰って寝ろ。まともに睡眠とれねー生活してるくせに」


「夕方からお仕事あるんです」


「あー……今日はアレだったか」


「はい」




彼女のスケジュールや生活リズムまで把握してるってことは、やっぱり知り合いだ。


けれど、ただの知り合いって感じじゃないような気がする。



< 58 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop