恋愛ゲームに従兄有。

でも、妹なんかいらない。



そう、私の妹、しーな。



私より可愛いくて、私より愛らしい。


そんな子、必要ない、私の方が絶対いいに決まってる。


でも、ある日突然姿を消した。





最初は気にしていなかった。





でも、しーながいない日々は生きていられるそんな気持ちにはならなかった。




そしてあれから3ヶ月ほど経ったくらいの夜、突然家に一本の連絡が入った。



「しーなさんのご家族の方はいらっしゃいすか？」


家族のみんながその電話越しに聞こえる声に集中した。


そして、



「な、なんでっ…」



お母さんは受話器を地面にぶつけ、








黙り込むかのように廊下へと崩れ落ちた