メガネはずしちゃダメ!
第2章


ジリリリリっ バタン

「目覚めが悪い…」

いつものあさなはずなのに、

目が覚めても頭から離れない昨日の出来事。


私の教育係芹沢に仕事を押し付けられたうえに、

一番知られたくない弱点のメガネまでばれて挙げ句のはてには…

キスまでされた…。

「はぁ…今日仕事休めないかな?」

この会社はあたしが、一番入りたかったところだから、休みたくはない。

休みたいと思う日が来るとは思ってもみなかった。

いつものように着替えていると、後ろの方から

キャンキャンッ

小さな鳴き声が聞こえた

「リーゼ!起きてきたの?

ご飯いまからあげるからね♪」

一人暮らしのあたしの癒しの源のトイプードルのリーゼちゃん!
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