浅葱色に射す一筋の光





  近藤「っっっ!!!女子なのだから…」

  翔「後悔してませんから…。それより
    壬生浪士組の三本の柱の一本を守った    ことを褒めて下さい!!」ニコッ

  近藤「あぁ。大事な副長の命を守ってくれてありがとう。褒美は何が良い?」

  翔「ん~~~~~~~………………

       ピストルと弾………………」

  土方「また…そんな事言ってやがる!!」


     パシンと頭を叩かれた。


  近藤「考えよう…朝餉だ。みんな行くぞ」

    ぞろぞろ部屋を出て行った

  斎藤「…薬は飲まなかった…」

  翔「了解です」斎藤が気に病まないよう、ニコッと答えた。

  土方「朝餉取ってくる。食えるか?」

  翔「キュルキュルキュルキュル~~~

    ……………………………………

     食べたいみたいです………」

  土方「……………………………………

    ふふ。そのようだな。待ってろ。

       持ってくる… 
  
    色気もクソもねぇ…………………」

   

   ーーーーーーーーーーーーーー

  


  土方が部屋を出たのを確認し天井を見た



  翔「…烝。助けてくれてありがとう…」



   珍しくガタッと音を立てる烝。

  不意打ちだったからビックリしたのかな?


  でも…それ…観察失格なんじゃね?


      でも…もう一度…



     翔「ありがとう。烝」


     コン    コン


 それは…了解!! と、受け取って宜しい?


  翔「ふふ。 お風呂入りたい…」

     ゴン  ゴン  ゴン


  それは……………………だめって事……?

   

   ーーーーーーーーーーーーーー



   こうして

     大阪力士乱闘事件は

          幕を閉じた……


  何一つ歴史を変えることなく…………




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