〜あの頃のように〜
「えっと…。名前は、神崎直人だ!みんな、仲良くしよろー!」

ホラ、先生も戸惑ってんじゃん!

「じゃあ、神崎。お前は、1番後ろの窓際の、空いてる席にすわってくれ。」

『え?!空いてる席って…ココ!?』

あ。ヤバ!口に出しちゃった。

私が、ココ”と言って、指差しているのは、私の隣の席。

「ああ。そうだけど?(笑)どうかしたか?」

あー!みんなに笑われちゃってるょ!

『いえ…なんでも…ない…です。』

あーもうどうしよう!隣の席なんて〜!

「うぃっす!」
ビクッ!
『…!!!』

「無視すんなょ。」
『…はぃ…。』

声震えちゃってるょ。
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