カッパァ華
「あの、小ガッパァであの強さなら、あのメチャメチャデカイ2匹は、とんでもない強さなんだろうなぁ……」



秀樹は、よく父親と見るプロレス番組を思い出していた。



「どっちが強いんだろ……
やっぱりカッパァかなぁ?
でも、レスラーは闘い慣れてるしなぁ。
水中ならカッパァ有利すぎるしなぁ。
リングだとレスラーかなー……

難しい問題よなぁ……

でも、カッパァマスクとかで出たら、一躍ヒーローだろなぁ……
あんなに強いと……」



きっと永遠に闘うこともなく、答えも出ないであろう問いに秀樹は悩んでいた。


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