先生×私Ⅱ~隣の部屋の王子様~

「ども!俺は竹本春彦!この『テディ』のマスターね。」


「あ、こんにちは……朝日菜月です。」


「菜月ちゃんな!俺のことはマスターとでも呼びな!」


「はい!」


「それにしても啓太!
お前がこんな可愛い子連れてくるよーになるとはなぁ…………」


「はいはい、とりあえずマスターあれ作ってよ。」


「流すなよアホ。菜月ちゃんをほっとくと俺が奪っちゃうぞ?」


「んあ?マスターの冗談はマジでやりかねないから笑えねぇんだって…………。」


「お前が流すのが悪い。」


「はいはい、すいませんでしたー、って、アレ作ってくれよ。」


「あぁ、アレな。2つでいいな。」


「おぅ。」


「任せろ!」



カウンターに座るとマスターが料理を始める。


「啓太……アレってなに?」


「んー。お楽しみ♪」


「何それ……。」

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