先生×私Ⅱ~隣の部屋の王子様~


「……け、啓太ってさ……」


「ん?」


「啓太って……なんか先生の時とキャラ違うよね?」


「はぁ?」


「こ、こんな……エロかった??」


「え……?笑」


「き、去年と違うし……それに……他の女子たちは啓太をこんなキャラだと思ってないよ?」



「笑 なんだそれ。菜月に見せてるのも俺なんだけど。……ってか、こっちが本物的な……。」



「イメージと違うよ。」



「……そーゆー俺はイヤ?」


!!!


「ち、違うっ!な、なんか…………私だけが知ってる啓太っていいなって思ったのっ!」



啓太の顔が赤い。


「……もっと教えてやるよ。」


?!

そう言うと私の首筋にキスを落とし始める。


「っ、ひゃっ、…………んっ……」


「そーゆー菜月こそ。そんなエロい声出すなんて誰も知らねぇけどな。」


「っ!な、な、…………」


「誰にも教えんなよ?俺だけのものだから。」


……ばか。

これだからトリコになる。


< 35 / 54 >

この作品をシェア

pagetop