先生×私Ⅱ~隣の部屋の王子様~


家に着いて着替えて早速髪を縛ってみる。
…………。これで何か違うのかな。

ベランダのドアを開ける。


「先生……?菜月ですけど……」

ガラッ))

ドアが勢いよく開いて
大好きな笑顔の彼が立っている。


じーっと私を見つめる先生。


「な、なに?」


「いや……………………
髪……どした?」


気づいてる!!


「いや、あの……ちょっと……はぃ。」

思わず顔が赤くなる。


「…………寒そうだな(笑)」


そう言って指で私の首筋をツンっと突っついた。

ヤバイ。

触れられたとこが熱い。

「顔真っ赤だぞ(笑)」

「せ、先生のせいだから!」


「髪をあげてる菜月が悪い。」


「うぅ…………。」


慣れないことするんじゃなかった……
でも……
効果アリ!……とみた。



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