俺様とネコ女
ゴールデンウィーク明けには結果が出るらしく、今はその最後の追い込みで激務なんだとも教えてくれた。しかも、それだけじゃなくて、同時進行で多数の案件もこなしてるって。
これを聞いてなかったら、休みにコウの家に押しかけようかなと考えていた。でも今は、せっかくの休みの邪魔はできないと思った。
休日は思う存分寝て疲れをとってほしいと思った。好きなことをして楽しんだり、自由に過ごさせてあげなきゃ。
会いたいからといって、欲望のままに行動すべきじゃない。
「上野ちゃん。そろそろ出よっか」
課長と先輩に声をかけられ、今日のメンバー揃って秘書課を出た。これから企画と飲み会。先輩たちと1課の前を通る。
ドアが少し開いていて、思わず中を覗いた。そこにコウの姿はなく、ガックリと肩を落とした。
コウ、がんばってね。
本当に、応援してるよ。
これを聞いてなかったら、休みにコウの家に押しかけようかなと考えていた。でも今は、せっかくの休みの邪魔はできないと思った。
休日は思う存分寝て疲れをとってほしいと思った。好きなことをして楽しんだり、自由に過ごさせてあげなきゃ。
会いたいからといって、欲望のままに行動すべきじゃない。
「上野ちゃん。そろそろ出よっか」
課長と先輩に声をかけられ、今日のメンバー揃って秘書課を出た。これから企画と飲み会。先輩たちと1課の前を通る。
ドアが少し開いていて、思わず中を覗いた。そこにコウの姿はなく、ガックリと肩を落とした。
コウ、がんばってね。
本当に、応援してるよ。