君は囁く~涙とともに~

とは言っても、落ち着ける訳もなく。
そわそわし続け、一日を終えた。

次の日の朝はいつも通り目が覚めた。
もう朝か…。
また学校か…。
そこまではいつも通りだった。
でも、意識がちゃんとしてくるうちに、昨日のことが蘇る。

俺…唯に告られたんだ。
その時のことを思い出していくうち、急に心臓がバクバクといいだした。

いや、落ち着け。
まず、深呼吸をしよう。

そしてゆっくり深呼吸をしながら自分に話しかけていく。

そうだよな、昨日、明日はどうなるかと考えながら寝てしまったんだよな。
そして今、その明日がきた…。
ということは、昨日考えていたことの答えが今日分かってしまう。
…唯は、俺のこと諦めないって言ってた。
ってことは…今日もまだ俺のこと好きってことだよな?
俺はそれを知ってて、唯に普通に接しなきゃいけないのか…?
…キツイな。
でも、幼馴染みって関係が崩れるよりかは、いい。
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